テナントを開業する際に、「路面店」ということばを耳にしたことがある方も多いかと思います。
お店を出店する際には、どのようにして出店するのかは非常に大事になります。
どれだけ良いテナントでも、テナントの立地や条件が良くないと集客をするのが難しくなってしまいます。
本記事では、「路面店」に関してメリットデメリットを含めてご説明させていただきます。
これからテナント開業を考えている方や、現在テナントを探している方は是非参考にしてみてください♪
「路面店」とは?
「路面店」とは通りに面しているテナントのことをいい、面している通りから直接入店することができます。
逆に、商業施設やテナントビルの中に入っている2階以上のテナントのことを「空中店舗」、地下にあるテナントのことを「地下店舗」といいます。
よく見かける路面店としては、コンビニエンスストアや大手のファーストフード店やカフェのほとんどが路面店となっております。
「路面店舗」のメリットは?
①視認性が高い
路面店の最大のメリットとしてあげられるのは、「視認性の高さ」です。路面店は、通りに面しているため多くの人の目に入ります。特に、駅前や繁華街などの人通りの多いエリアでは、店を見て入ってくる人も多いため、集客がしやすいです。
目の前を通るだけで、テナントがあると人々に認識してもらえるので、「今度ここに入ってみよう」といった見込み客も増えやすいです。
②通りからそのまま入店することができる
路面店は道路からそのまますぐに入店することができます。お年寄りや、小さい子供連れ、ベビーカーを利用する人からすると、建物内に入り階段を上ったりエレベーターを使って店舗に入るのは少し大変かと思いますが、そういったお客様も気軽に入店することができます。
③営業時間の規制を受けにくい
商業施設やテナントビル内に店舗を開業した場合、その商業施設が開いている時間のみの営業しかできないことが多いです。その点、路面店となると独立した店舗となるので、貸主と話し合い営業時間を決めることができます。
飲み会後の締めや、残業後にフラッと立ち寄るサラリーマンなどが多いエリアでは、ラーメン店やファストフード店といった業種の深夜の営業は需要があるため、営業時間に規制がある商業施設内よりも路面店の方が向いているといえます。
④店づくりの自由度が高い
「路面店」は外装や内装に対してある程度制限なく自由に作ることができます。
そのため自分のこだわるデザインや、理想とするコンセプトに沿った内外装にしやすいです。
商業施設内のようば制限は少ないので、サービスや商品、業種によって自分の好みのテナントをつくることができます。
「路面店」のデメリット
①費用が高い
路面店の最大のデメリットとして、「空中店舗」や「地下店舗」と比べて費用が高いことがあげられます。家賃が高いだけでなく、内外装が自由な分、そこにかける工事費用も大きくなります。
家賃が高い物件は、一般的に敷金や礼金、その他仲介手数料なども高くなります。
毎月の固定費だけでなく、初期費用もかなり多くのコストがかかるため、路面店にしたものの集客がなかなかできないとかえって赤字になります。
②物件自体が少ない。
「路面店」はそもそもの物件数が少ない上に、人気のためなかなか出回りません。
特に人気なエリアや、人通りが多いエリアに関しては新着物件が出たとしてもすぐに申し込みが入ってしまいます。
まとめ
「路面店」とは、通りに面しているテナントのことを言い、①視認性が高い②通りからそのまま入店することができる③営業時間の規制を受けにくい④店づくりの自由度が高い
といったメリットがあります。その一方で①費用が高い②物件自体が少ない。
といったデメリットもあります。路面店は基本的には人気なため、路面店を探している方は不動産情報をこまめにチェックする、不動産会社の人に情報が出たら連絡をもらうようにしましょう。
メリット、デメリットをしっかりと理解して自分に最適なテナントを見つけてくださいね。
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